真宗史と日本中世史への窓 -遠藤一の研究ノートー その1

  • ブログの解説にあたり

  • 遠藤一(日本中世仏教史・真宗史)のを専攻しています。2012年3月まで、久留米工業高等専門学校の一般科目文科系に所属し、講師・助教授・准教授を約20年間にわたり務め、中途ですが退職いたしました。担当したのは「歴史(日本史)」、「日本思想史」・「地域文化論」・「人権論」…、といった人文社会科目でした。
  •  退職後は、浄土真宗本願寺派長徳寺(福岡市中央区小笹)の住職に専従しています。退職の事情は、十年以上前から膵炎に悩み体調がすぐれず、「二足の草鞋は履けぬ」と覚悟したことですが、やはり、昨今の教育・研究環境の悪化につけて、研究できないくらいなら、学校など辞めて住職しながら「隠居仕事」だと考え辞表を出しました。
  • 寺に専念して1年半以上がたちました。辞めたらやめたで、寺院生活へなれるの手間がかかり、1年以上は、体調がすぐれず周囲に迷惑をかけっぱなしです。ようやく、自分の体力の程度と、何をすればよいのかという課題もみつかり、特に、せっかく学校を辞めたのだから、すこしでも研究に関わる時間を増やし、外歩き(史料調査という意味ではなく)を減らしながらでも研究情報を集める方法を考えていました。Facebookと併用しながら情報交換と、私が持っている情報を興味を持っている仲間の皆さんと共有できれば思っています。(2013年12月17日記)